この言葉、昔からよく耳にしますよね。
私が考える「髪は女のいのち」は、見た目のことを言っているとも思いますが、
わたしは「いのち」＝「健康」と考えています。
以前担当させて頂いたご年配のお客様（Ｓさん）がいました。
Ｓさんは毎月ご来店くださり、パーマ・カラーをしていました。
体調を崩されて毎月のご来店から2か月おき、3か月おき、3か月おき、半年、1年とご来店の周期が伸びていきました。
2か月おきから3ヵ月おき位の時から「あれ？髪の様子が少し変わってきたぞ」と感じました。
それから、ご来店の周期が伸びるたびに髪が細くなり、ハリ、コシもなくなって乾燥してぱさぱさになっていきました。
Ｓさんのお嬢様がご来店したときにお母様のご様子を伺いました。
「もう長くないかもしれない・・・。」ということでしたので、お見舞いに行かせていただきました。
病室に入りベットに横になっているＳさんを見たときに私は言葉を失いました。そこには私の知っているＳさんの面影はありませんでした。
やせ細った体にあんなに沢山あった髪もとても薄くなっていました。
Ｓさんはとても働き者で、朝早く起きて近くの教会の掃除、家族の食事、ご主人の工場で力仕事もして、畑仕事もこなし、夕方には教会の明かりを走ってつけにいき、ご近所では名物になるほどだったそうです。
お店に来て沢山の事を学ばせて頂きました。
そんなＳさんに髪をきれいにしてあげる事はできましたが、その時はそれ以上のことをして差し上げることはできませんでした。
でも今は違います。３０年間培った技術と知識があります。
それを受け継ぐスタッフがいます。
皆さんも依然と髪質が変わってきた事を少しでも感じるようでしたらそのことを年齢のせいやストレスのせいにしてあきらめてしまわずにスタッフにご相談ください。
必ず皆様に合った良いアドバイスをさせていただきます。
髪をきれいにすることはまさに、あなたの健康にとって、とても良いことなんです。
髪は健康のバロメーターになるのです。
そのことを私は十分すぎるほど理解しているつもりです。
「髪は女のいのち」この事を肝に銘じ、スタッフと共に、今までにない価値をお届けいたします。